我が家の洋ラン 2019年2月


Psychopsis Pyp. (Onc.) Kalihi ‘Big’

サイコプシス カリヒ ‘ビック’
Psychopsis Pyp. (Onc.) Kalihi ‘Big’

ベネズエラ、ペルーに分布するランの仲間です。以前はオンシジウム属に分類されており’オンシジウム・パピリオ’という名前でした。今でもそちらの名前で通っていることが多いです。パピリオは「蝶の形をした」と言う意味で、花姿に由来します。確かに、咲いてる様は茎の先端に蝶が留まっているようにも見えます。

株元が扁平にふくらんでバルブを作り、その先端に長さ20cmほどで厚みがある長楕円系の葉を1枚付けます。バルブの下の方から新芽が出て新しいバルブが横にでき、それが続いて株が大きくなります。その株姿から、オンシジウムに分類されていた頃は「厚葉系オンシジウム」と呼ばれていました。

株の大きさに比べて花茎が異様に長く1mに達し、その先端に長い触覚を持った蝶のような姿の花を咲かせます。存外に異様な花姿なので印象に残ります。開花時期は不定期ですが、日本では気温の高い春から秋に咲くことが多いと思います。次々と新しい花が咲いて長期間楽しませてくれますが、律儀にも一度に咲く数は1輪が基本で、今咲いている花が枯れてから次が咲きます。

株が大きくなると同時に数本の花茎を伸ばします。この場合は、それぞれの花茎に1輪ずつの花が付きます。花色は黄色地で、赤褐色の太い横縞が不定型に入ります。変種に横縞が薄い黄色で花全体が黄色っぽいアルバ〔var. alba〕があります。

カリヒ〔Pyp. ‘Kalihi’〕
パピリオとクラメリアヌムを掛け合わせた交配種です。花弁と背萼片がやや幅広で短いですが、見た目は親とあんまり変わらないです。
Psychopsis Kalihi 1945 (registered hybrid) Pyp. krameriana x Pyp. papilio

マリポサ〔Pyp. Mariposa〕
パピリオとカリヒを掛け合わせた交配種です。黄花のアルバなどを比較的よく見ます。花付きが良いです。
Psychopsis Mariposa 1972 (registered hybrid) Pyp. papilio x Pyp. Kalihi



Maxillaria Max. variabilis ‘Nana’

マキシラリア バリアビリス ‘ナナ’ (原種)
Maxillaria Max. variabilis ‘Nana’

小型のミニ洋らんとして人気のあるマキシラリア。
実際の花は、1.5×1.5cm位なので、見た目非常に小さい。
中米から南米のエクアドルまでに自生している原種です。

黄色い花弁とリップ中心の黒っぽい色合いのコントラストが!これってタイガースカラーって呼ぶのは無理がありますね。 小振りなバルブ(約2cmくらいでも開花可能)から、バルブと同じくらいあろうかと思える花を咲かせます!




Bulbophyllum Bulb. alfakianum ‘Green’

バルボフィラム アルファキアナム ‘グリーン’
Bulbophyllum Bulb. alfakianum ‘Green’

やっと咲いたが、妙な斑点が出てきて、元気がなくなってしまった。
カットして植え直す。




Paph. Orchid Drive (Pillsbury LegacyxParty Griff)

パフィオペディラム  オーキッドドライブ
Paphiopedilum Paph. Orchid Drive (Pillsbury LegacyxParty Griff)

2007/2/23 の世界ラン展で 須和田農園 より購入。 一度枯れかけたが、復活。

パフィオペディラムは花弁の一部が袋状になった、不思議な花姿をしたランです。よく食虫植物に間違われますが、虫を捕捉して自らの栄養にすることはありません。株はバルブをもたず、葉のみで生育します。葉を5~7枚程度大きく伸ばし、その中央から花芽が伸び、開花します。花が終わると株のわきから新芽を伸ばし、新芽が同様に成長・開花します。



Rlc. Pastral ‘Innocence’ AM/AOS

リンコレリオカトレヤ パストラル ‘イノセント’
Rhyncholaeliocattleya Rlc. Pastral ‘Innocence’ AM/AOS

超有名な白花です。 リップの真ん中にちょっと赤いのが入るのが良いです。
入らない種類もあるようです。

株分けしすぎて、花が咲かなくなりました。




Coel. intermedia

セロジネ インターメディア
Coelogyne Coel. intermedia

花は小さいが、たくさん咲いたので、まあまあか。

セロジネは東南アジアに広く分布する着生ランです。多くは木に着生しますが、岩などに着生することもあります。株姿は多様で、2号鉢くらいに植えるサイズのものから6号鉢ほどに植える大きさになる大型種もあります。

冬から春にかけて開花する白色花の小型から中型のタイプは、ヒマラヤ山麓の標高の高いところを原産とします。そのため冬の寒さにたいへん強く、これらを「北方タイプ」と呼びます。一方、主に初夏に開花する薄茶色からグリーン系花のタイプは、東南アジアでも南方の一年中暑いところを故郷としています。このタイプは冬の寒さに弱いものが多いので注意が必要で、これらを「南方タイプ」と呼びます。香りがよいものも多く、また花の咲き方も下垂するものや、弓状に咲くもの、ほぼ直立して咲くものなどさまざまで、コレクションとしても楽しめるランです




Epc. Mikawa Shooting

エピカトレア ミカワ シューティング
Epicattleya Epc. Mikawa Shooting

らん交流会 の抽選株。 もっとグリーンなら良かった。



Ddc. cobbianum

デンドロキラム コビアナム
Dendrochilum Ddc. cobbianum

匂いがあり、少し臭い。

デンドロキラムは花茎が細長く垂れ下がる姿が、米が実った穂のように見えるため、原産地のフィリピンでは、ライスオーキッドとも呼ばれています。

細長く伸びた新芽の中から花茎を伸ばし、その後、下垂させて開花します。多くの種に香りがあり、その香りはさまざまです。株は、コンパクトなものから大柄なものまでいろいろとあります。交配種はほとんどなく、原種自体のバラエティが豊富です。



Angcm. leonis

アングレカム レオニス
Angraecum Angcm. leonis

大きいのが咲いたと思っていたが、良く見たら小さかった。

アングレカムはアフリカのランといわれていますが、じつはその多くがアフリカ大陸の南東、インド洋西部に位置するマダガスカル島原産で、アフリカ大陸にはそれほどありません。ランの仲間としてはややマイナーで、一般の園芸店で入手することは困難な種類です。

葉はバンダに似て細長くて厚く、茎にそって左右に広がります。花はほとんどが白色で、花もちがよく、夕方から夜にかけすっきりとしたよい香りを放ちます。花の色彩は単調で変化に乏しいですが、花形や株姿に特徴のあるものが多く観賞用として珍重されます。ほかのランにはあまり見られない距(きょ)と呼ばれる細長い器官を花の一部にもちます。これを見たダーウィンが、この距の中の蜜を吸うガがいるに違いないと予言し、彼の死後そのガが見つかったのは植物学では有名な話です。



Phal. Arakaki Princess ‘A#2’ Phal. Chian Xen Pearl× Phal. Hamakita Beauty

ファレノプシス アラカキ プリンセス
Phalaenopsis Phal. Arakaki Princess ‘A#2’ Phal. Chian Xen Pearl× Phal. Hamakita Beauty

放っておいたら、少し開花してきました。


ずっと前からあるデンファレ。 切り花でも良く使われます。
枯れずに開花しています。


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