使いやすいツールのインストール

99.5.5 初校
2000.1.1 リンク更新
2000.9.8 リンク更新・内容追加




準備
まずアプリケーションのインストールための準備です。標準のエクスプローラでは少々不便なので、 「卓駆★ File Manager for Windows」 をインストールしましょう。 NTでは、まずアドミニ権限をキチンとセットしてそこからインストールしないと、他のユーザで使えないとか色々不便な点が出てきます。
ソフトウエアのダウンロードのために 「IE5」 をインストールしましょう。 元々は Netscapeユーザだったのですが、流石にIE5になってから乗り換えました。 便利さは大分違います。 インストールCDがあれば良いですが、ダウンロードでは少々時間がかかります。
ダウンロードしたファイルを解凍しないといけないので、 「Lhasa」 をインストールしましょう。 他のモジュールも必要なくてこれだけでOK。 シェアウエア用の専用のフォルダを作ってそこに解凍するようにすれば、インストーラの無いソフトでもそのまま動かす事ができます。 Lhasaは右クリックの「送る」メニューに入れておくと更に便利です。
「Microsoft Office」 をインストールされる方はこの辺で入れておいた方が何かと便利です。 特に付属のランチバーはオマケにしてもなかなかのものです。ディスクに余裕のある時はカスタムインストールにして全てインストールすると便利です。特に異種のフォーマットを読む事が出来るようになります。




システム関連ツール
レジストリの修正をする 「RegEdit」 。 これも C:\WINDOWS\REGEDIT.EXE と言う風に元々あるのでショートカットをデスクトップに作っておきましょう。 NT も同様です。 使用方法には細心の注意が必要ですがシステムの調整には必須です。

レジストリを掃除してくれる 「RegClean」 。 レジストリをいじるので、少々危険な感じがしますが、マイクロソフトが作っていますので問題は無いようです。私の経験では初期の頃を除いて問題を起こした事はありません。 しばらくインストールを繰り返した後で使うとゴミがいっぱい。

アプリケーションをインストールしたとき、DLLやOCXを書き換えられてしまって、元に戻らなくて困った事はありませんか? 「Zoukadl3」 を使えば非常にシンプルに書き換えられたファイルや追加されたファイルを監視できます。 単に書き換えられたファイルや追加されたファイルの一覧を作るだけなので、簡単な反面、非常に便利です。 ちなみにオリジナルは 95/98用ですが、非公開のNT用もありますので作者に問い合わせてください。




ネットワーク関連ツール

システム関連のツールをインストールもしくはショートカットを作ります。 「WINIPCFG」 はPCがネットワークにキチンと繋がっているかチェックするものです。 もともと Windows 95/98 には含まれています (C:\WINDOWS\WINIPCFG.EXE) のでデスクトップにショートカットを作ります。 Windows NT 用はサービスキットにしかないので、ここからダウンロードしてください。名称も少々異なります 「Wntipcfg」
Ping や Trace などは Windows ではDOSコマンドとして用意されていますが、今更DOSコマンドなんて、と言われる方に 「NETLAB」 「CyberKit」 は便利なツールです。 NetLabは最近1.4にバージョンアップしてスキャナ機能が追加されました。 TelnetもDOSコマンドはありますが、GUIが一応ついているものは「Ttermpro」で決まりです。

Ftpサイトからのダウンロードやデータのアップロードに備えて FTPクライアント ツールをインストールします。 「WS_FTP95-LE」 はフリーなので良く使われています。 「Cute FTP」 は有料ですがそれだけの事はあります。 ホームページのアップロードにも使えます。 毎日更新をするのでなければ、私はホームページ専用のアップロードツールよりこちらの方が使い易いと思います。
FTP サーバーなら 「Tiny FTP Daemon」 でしょう。 フリーながらなかなかの出来栄え、95/98でもFTPが使えます。 最近はどこでも入手できるマイクロソフトの 「IIS」 もなかなか良いようです。


ネットワークはセキュリティがポイント。 セキュリティの原点はパスワードです。 「Password Generater」 は自分で覚えやすいパスワードを自動生成してくれます。 シンプルなので思い出してまた使えます。 D&Dによるパスワードの入力も出来ます。




デスクトップツール
デスクトップツールはいろんなものが出ています。それぞれ個人の好みもあるでしょうから、一例と考えてください。 時計はやはりアナログに限ります。「Transparent Clock」はその名のとおり透明な時計で、アイコンなどがデスクトップにあってもお互いに干渉しません。 
カレンダーで Transparent Clock と同じようにデスクトップに書かれて透明なものが 「デスクトップカレンダー for Windows95/NT」です。 縦に3ヶ月分を来月、来来月と表示するのが良いと思っています。。


これでカレンダーや時計はセットできましたが。時計の調整はどうするのでしょう? 117に電話して手で合わせる? 「桜時計」 を使えば定期的に自動で時計を合わせてくれます。原子時計をベースとした時刻サイトに接続して合わせます。 モデムで接続していて通話料が心配な方は起動だけ手動でやれば良いと思います。

会社の中でファイアーウオールにガードされて、ついでに外部のTimeサーバーとも隔離されている方は、「ピッタリでチュ!」 をお試しください。 通常のHTMLプロトコルで時刻あわせをする機能がついています。


ここまでくれば、時間を声で教えて欲しいと思います。 「リコちゃんクロック」 はWindows3.1用のものだったのですが、最近95,98,NT用のものが開発されました。 安心してお使いください。 従来と同様で、声と言い方がとてもかわいい。 再生音量も自動で小さくしてくれるなど気配りがイッパイ。

ウインドウ操作のツールは多くありますが、下手をすると余計に不便になったりします。 その点 「WinHook」 は単純にウインドウの高さや幅を最大値にワンキーで設定してくれるものです。特に私は高さを最大にするのに使っています。 IME起動キーの設定も行えます。
マウスツールは老舗の 「チューチューマウス for WIN32」 に決まり。



ウインドウが開いたり閉じたりするときに、マック風にアニメするものです。 「PopOpen」 インストールも簡単。 副作用も無し。



「SnapIt」 はデスクトップを整理するのに役に立ちます。 アイコンを整列させたり、アイコンの配置を記憶したり、ウインドウの大きさを自動的に最適な大きさにします。 残念ながら95とNTは良いのですが、98には少々対応が出来ていないようです。

IMEの開始/終了を「変換キー」や「Altキー」一発で出来るツール 「IMEstartは95,98,NT用」 です。 IMEそのものに付属している場合もありますので競合しないように注意してください。 「Ctlime」 はウインドウによってIMEを自動で切り替えてくれます。 使い慣れると非常に便利なツールです。

英語ベースのソフトウエアを無理に日本語環境で使うと、時々日本語フォントが表示されない場合があります。 そのときに強制的に日本語フォントで表示してしまうのがこのツールです。「SENDFONT」はその都度ウインドウを指定してセットするもので、手間はかかりますが副作用は多くありません。一方「Emigrant32」はシステム全体にフォントを切り替えてしまうもので、便利ではありますがその副作用も大きいものです。その時の状況に合わせて使い分けるのが最も良いと思います。 ちなみに IE5で文字化けがするのは別の問題ですから、IE5 側で対応してください。

「IPMsg」 は一つの閉じたLan環境の中で複数のPC間で簡単なメッセージのやり取りを行う目的で作られています。 しかし、複数のPCを持っている場合にそれぞれのPC間でカット&ペーストなどを行う場合にも便利です。 付箋紙ツールの中にはこの機能を持ったものがありますが、こちらのほうがシンプルと思います。

Webでの申し込みのように自分の住所や名前をいつもいつも手で入れるのは面倒なものです。「FlyingMessage」はあらかじめセットしておいた文字列を D&D でメッセージボックスに入力できるものです。 セットできる文字列の数がそんなに多くありませんが、これがかえってシンプルな使い勝手を可能にしています

ノート型のPCをお使いなら、バッテリーの減り方はいつも気になります。「HRBATT」 を使えばバッテリ容量をグラフ表示してくれます。




グラフィック関連ツール
サムネール表示なら 「ThumbsPlus」はいかがでしょうか。



「GIXPRO」は多彩なフォーマット変換が得意ですが、PC毎にシェアウエア料を払わないといけないので複数のPCを持っているとふところが心配になります。


「Gv」もサポートフォーマットが多く有用です。「i_view32」は最近大幅なバージョンアップがあり人気上昇中です。



また、Windows に標準装備の 「Wangimg」もオマケとは言えかなり強力ですので、ショートカットを作っておきましょう。 また、これには TIF フォーマットの解像度を変換する機能が付いています。インターネットファックスを、標準モードのTIF フォーマットで受け取ったときにファインモードに変換できます。
「Gimpga」 も良さそうですが、まだ試してはいません。 フリーの画像処理ソフトで、機能はAdobeのPhotoShop並みだそうです。





アプリケーション
さて問題のエディタです。 どれがと言ってもいろいろあります。 「秀丸」は全体にレベルが高く一つだけならこれでしょう。 「Thirteen-Ten Editor」は文章整形や矩形エリア編集などが得意です。 「Dana」も高機能エディタで、後に述べる メーラーソフトのBecky!とのシナジーがあります。
HTMLエディタは、いろいろ意見が分かれるところですが「HOTALL」です。最近バージョンアップしたようです。 HTML文書からテキストへの変換は「Htox32」です。 Web画面を大規模に利用したいときは一度テキストに直すほうがやりやすいと思います。

日記ソフトも星の数ほどあって、迷うのですが、やはりシンプルさをとって「Dimnik」「Mikki/Mikki2」です。 Mikkiの日別ファイルを月別に集計できるのが Dimnik です。 Mikki は最近 フルバージョンアップして Mikki2 になりましたが、未だに旧バージョンを使っています。しかし このソフトには2000年問題があるので使えるのももう少しです。

スケジューラも山とありますが、シンプルさを買って 「Ksch」 です。 メールで送られてくる案内を半自動でスケジューラに入力できる 「KSCHWIZ」 もありますが、これは非公開なので作者にご相談ください。


「Personal Dictionary for Win32」 は多彩な辞書がシェアウエアとして配布されている電子辞書です。例えば、英日辞書でも日本語部分で検索すると日英辞書と同じように使えます。


メーラーはなんと言ってもこれでしょう。「Becky! Internet Mail」。 マイクロソフトの OutLook Express は意外に良くできています。 しかし、重複メールの削除機能でBeckyに軍配。

ファックスソフトは 「Mytalk FAX for Windows」です。 最近はインターネットファックスを使う場合が多いので使用は減っていますがやはりその使い勝手は良いものです。





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