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Bulb. sp. ( arfakianum Green Type )
バルボ sp-21 アーファキアナム

面白い花形のグリーン花を咲かせるバルボ。arfakianumのグリーンタイプ。
未開花。

2018関西洋蘭フェスタ 大和洋蘭センター \2,160




Masdevallia civilis
マスデバリア シビリス
ペルー産
Masdevallia(Masd.) civilisシビリス 原産はコロンビア・ベネズエラ・エクアドル・ペルーの高地雲霧林。花期は春。

2018関西洋蘭フェスタ らんの家 \3,240




Maxillaria picta
マキシラリア ピクタ
中型種で、ポルフィロステレに比べ株も花も大きくなる。冬の初めに明るめの黄色に褐色の斑紋が入る中輪花を咲かせる

2018関西洋蘭フェスタ 15 嶋岡洋ラン園 \1,080




Aeranthes arachnites
エランテス アラクニテス

2018関西洋蘭フェスタ 大和洋蘭センター \1,620

原産地はマスカリン諸島、レユニオン島やマダガスカル島です。
着生蘭です。咲きやすいタイプ。形も左右対称でバランスが良い個体です。花径は7 cm ぐらいがあります。
エランテスはアングレカムに近縁の属です。植物体はポリアンサ系のパフィオペディラムに似た形ですが、花茎は細い針金(直径0.5mmぐらい)のような形状で、50cmの長さがあり、葉の間から生じます。この花茎の先に、夏か秋にかけて1花ずつ次々と6回以上、花が咲き続けます。 花命は1週間ほどですが、次々と一つの花茎の咲き続けるので、長い期間、楽しむことができます。どちらかというと、和蘭に近い清楚な感じの花なので、和室に飾るといい雰囲気になります。

 花のサイズは、高さが8cm、幅が6cmほどです。香りは、広がりはありませんが甘く軽やかです。
根が細く腐りやすいので、素焼き鉢に中粒のバークで植え付け、吊り鉢で栽培します。水分コントロールに自信のない人は、3号の浅鉢にミズゴケで栽培するとうまくいきます。






B. digbyana 'Shoko'
(Rhyncholaelia digbyana 'Shoko')
リンコレリア・ディグビアナ Rhyncholaelia digbyana

2018関西洋蘭フェスタ 嶋岡洋ラン園 \2,160


夜に香る‘ショウコ’は少し色白。夜の女王、ディグビアナ。
多年生の着生植物。全体にカトレアに似ていて、匍匐茎と偽球茎を持つ[1]。偽球茎は長楕円状紡錘形で高さは15cmくらいになる。先端に葉を一枚つける。葉は多肉で革質、長さ10-20cmでやや扁平、先端は丸い。

開花期は春から夏。花は偽球茎の先端から伸びる花茎の先に出て、花茎は長さ5cmほどで、花をその先端に一つだけ生じる。花径は10-15cm、萼片と花弁は淡黄緑色、唇弁はより白っぽい。花弁と萼片は細長く、萼片は舌型から楕円状披針形、花弁は楕円状倒披針形。唇弁は基部が筒状になり、先端は大きく広がる。形としては大きく三裂しており、側裂片の基部がずい柱を抱き、その前方部分と中裂片が大きく広がる部分となる。その縁は細かな糸状に裂け、極めて独特の様子を見せる。夜間に強い芳香を放つ。

なお、同属の別種にはグラウカ R. glauca がある。葉姿と花形は似ているが、やや大柄で、唇弁の縁は波打つもののなめらかとなっている。

主に中央アメリカに分布するカトレアに近いランです。以前はブラッサボラ属に分類されていたので、ブラッサボラ・ディグビアナと呼ぶこともあります。種小名のディグビアナはラン栽培家ディグビーの名前にちなみます。

主な開花期は春〜夏(6月頃が多い)ですが、バルブが完成する時期に合わせて咲くので、その時期によって秋や冬に咲くこともあります。バルブの頂点からシース(葉鞘)を出し、その中からつぼみが出します。花の大きさは幅10cm〜15cmで、花茎の先に通常1輪咲きます。花色は鮮やかなライムグリーンで、夜になると芳香を放ちます。中心に位置する大きな花びら(リップ)は周囲が細かく糸状に切れ込みます。このリップの姿が魅力であり特長で、他のカトレア類を掛け合わせて様々な交配種が作られました。特にリップのフチが細かく切れ込むカトレアの交配種は、ディグビアナが関わっていることも多いです。

花地際に近い部分は肥大して15cm程の太いこん棒状になっており(バルブと言います)、先端に厚みのある長楕円形の葉っぱを1枚付けます。バルブ同士は横に伸びる短い茎(ほふく系)で繋がっています。葉っぱは灰色がかった緑色で、新芽の頃は表面が白い粉を吹いたようになります。草丈は25cm〜40cmほどです。

はっきりしたことはわかりませんが、夜に香るところから、夜行性の虫などが受粉に関わっているのでしょう。また、ライムグリーンの花は月明かりのようなわずかな光の中でもぼうっと浮き出て自分の存在を知らせるためではないかと思われます。リップの細かい切れ込みも、カラスウリのように花を大きく見せるための工夫なのではないでしょうか。