井戸掘り日記(井戸ポンプ編)
打ち抜き井戸の掘削の記録です。 本欄は、ポンプ設置の巻です。
新しい日から順に掲載していますので、逆に辿ってください。
目標は、30リットル/分
一にヤル気、ニに根気、三に体力、プラス少々の創意工夫(経験者の言葉)
【目次】
2012年10月25日(木月) 晴れ 【ポンプ入荷】
2012年10月28日(日) はれ 【井戸枠の蓋の工作と部品調達】 蓋は意外にシンプル
2012年10月29日(日) はれのくもり、風あり 【井戸ポンプ試運転】 水が出た!!
2012年11月5日(月) くもり一時雨 電気工事完了
2012年11月27日(火)-30日(金) 全体的に晴れ一時曇り 全体的に晴れ一時曇り 配管工事 延べ4日もかかる
2012年12月 上旬 【断熱材を巻く】
2012年12月上旬【断熱材を撒く】
寒くなってきたので、断熱材を撒いてみる。 25mmは太くて、出来合いのが無いので、ウレタン素材のものを買って、テープを巻く。 角はなかなかうまく巻けない。
こんなもので効果があるのか、と半信半疑だったが、先日の寒波で、巻かないで置いたところは、凍って、水が出なくなった。 やはり効果あり。
2012年11月27日(火)-30日(金) 全体的に晴れ一時曇り 配管工事 延べ4日もかかる
水道と井戸水の切り替えが出来るようにしたので、元がごちゃごちゃしてたのがさらにごちゃごちゃに。 2回間違えて、これは最初の写真。
13mmの水道用の配管。 ここからハウス内と、蛇口に水道を出す。 これが途中で井戸水と繋がっていた。 後でカット。>
井戸水と水道をカットしたところ。 後で忘れないように撮影。
旧の蛇口のところから、繋がっていたことが発覚。 テストしてよかった。 急遽掘って、繋ぎかえる。 U字で繋いだところは少し長い目にしておいたので助かった。
以前の散水用に使っていた、灰色の塩ビパイプに井戸水を繋ぐ。 しかしこれが大間違い。 バルブの右の繋ぎ方が逆。 30日に気がついて、急遽20mmのバルブの左側からに変更。 おかげで手前のバルブが少し低くなってしまった。 このバルブは古いので、締りが悪かったが、次回は新品を使った。 しかし、配管自体から少し漏水している。 水道に切り替えてチェックすると、メータが少し回る。
やっと、井戸水を接続。 これもオオボケ。 せっかく20/25mmの異径チーズを使ったのに、25mmで配管してしまって、最後に気がつく。 しょうがないので、また異径のストレートで繋ぐ。 13mmの分岐も付けて置く。 塀沿いに25mmをずっと回す。 南天があるので、真っ直ぐいかない。 無理に押し込んで、後は南天を鋸で切る。 ここに同時に走っている13mmの塩ビは不要になるので、いずれは取り外す予定。
ここにあった。散水タイマーのボックスは東の塀沿いに移動。 そこでも配管。 20mmは途中で無くなったので、途中でキャップで止めておく。 北の塀沿いに25mmの予備バルブをひとつつけておく。
えらく高かったフィルタ。 15000円近くした。 砂が混じるとすぐに自動バルブがやられるので、高いがしょうがない。20mmならもっと安く済んだ。 全体を20mmでやるべき。 25mmにすると配管部品も一気に高くなるが、ポンプが追いつかない。 フィルタは下にドレインバルブが付いているので、少しの砂なら抜くのは楽。 塀沿いの配管とは少し段差があるので、バーナーであぶって少し曲げる。
圧力計も付ける。 いつも桁を間違える。 これは1MPaのもの。 ポンプは0.2ぐらい。 試しに水道を繋ぐと 0.3ぐらいになる。 ネットで1000円ぐらいで買えた。 自分の手持ちを使おうとしたが、桁が違って、ほとんど針が振れない。
吸い込み側の砂取り器。 ほとんど溜まらないし、フィルタを付けたので、不要と思う。 これも高い。 7000円以上した。
結局、11月30日に、最後の手直しをして、やっと使えるようになった。 少し漏水しているが少し圧力をかけて、様子を見る。 そう言うことを想定して、念のためにバルブをつけておいたのが正解だった。 後は南の方の配管と散水タイマーの設置。 これはまた20mmの4mパイプを買ってこないといけないので、しばらくかかる予定。
2012年11月5日(月) くもり一時雨 電気工事完了
昨日からやっていた電気工事が完了。 アースもバッチリで完璧。
1週間ほど置いていたので、最初は濁った水がでたが、すぐに綺麗になる。
やはり、最初の水量は豊富だが、圧力が必要になると、少なくなる。 今日の運転ではエアーの噛み込みはなかった。 雨が降ったが、水量は変わらず。
2012年10月29日月日) はれのくもり、風あり 【井戸ポンプ試運転】 水が出た!!
昨日作った井戸枠の蓋と、買って来た部材で、井戸ポンプの設置をする。 泥水のあとにすぐ綺麗な水が出る! 水量は、想定より少し少ない約20リットル/分。
ポンプを置いてみると、部品がひとつ足りないので、速攻でコーナンまで自転車で買いに行って、昼前に何とか水が出る状況になる。 しかし、安定しない。 どうもエアーが漏れている様子。 井戸枠の蓋の部分をテープで巻くがあんまり変化なし。 昼食の時間で時間切れ。 昼食を食べながらゆっくり考える。
どうも井戸枠の外から漏れているようなので、井戸枠を埋めて、上から水を張ってみる。 蓋からも漏れているので、テープで再度巻く。 これでまあまあ安定したが、それでも少しおかしい。 水を出しながら、井戸枠をほとんど埋めると、安定しだす。 どうも井戸枠のいちばん上の継ぎ目から漏れているような感じがする。 しかし、これで安定して水が出るようになった!! 心配していたポンプの騒音もまったくない。
【今後の作業】
水道で使っていた配管を、井戸水の配管に切り替える配管工事と電気配線工事をしないといけないが、まあ来年の水が必要になるときまでに何とかすることにしよう。
【反省とこれから】
せっかく高いポンプを買ったのに、少し水量が少ない。 考えてみれば、75φで、取水穴が1.8mmを開けたので、だいたい20リットルぐらいになるのは当たり前。 ポンプは150wクラスが、バランスが取れていたんだろうと思う。 しかし、もう少し水量が欲しいので、隣にもう一本掘ったら良いのでは、ないかいな。 ポンプもうるさくないので、今の場所でも問題なさそう。
暖かくなって、まだやる気があれば、掘ってみようと思う。 道具はあるし、やり方は分かったし、みんな2-3本掘りたくなる気持ちは良く分かる。
井戸枠の蓋の組み立て。
右は取水管の全体(5mある)
端にはストレーナをつける。 ペットボトルでスペーサーを作ったが、まったくの駄作。 引っかかるし、スペーサーの役目を果たさない。 作業途中でカット、破棄。
取水管を入れる。 紐で釣らないと落としてしまうが、これで底に着いている。
取水管の寸法を測る。 井戸枠まで5.1m、 底から 30cm上で取水。
井戸枠カット。 新しい井戸枠は少ししか使っていない。
井戸ポンプ設置完了。 緑色は、砂取り機、コーヨー製。
井戸枠の蓋からもエアーが漏れるので、再度テープを巻く。 上の継ぎ目からも漏れるかとテープを巻く。 結局井戸枠の一番上の継ぎ目から漏れていた様子で、全部埋めると安定して水が出る。
2012年10月28日(日) はれ 【井戸枠の蓋の工作と部品調達】 蓋は意外にシンプル
昨日の午前中に、井戸枠の蓋を工作してしまう。 いろいろなやり方を考えたが、結局一番シンプルな方法になった。 夕方に、コーナンプロの菱江に部材調達。 途中はえらく混む。 流石は新しいコーナンプロで、なんでもある。 必要なものはみんな揃う。
25mmのチーズに40mmVU管をカットしたものを2重にかぶせる。 VU管は、ひとつは中に入れるので縦に割る。 VPならもっときちんと入るかも知れんが、これだけのために1本買うのは気が引ける。 VUの2重だと、少し甘いので、接着剤でガチガチに固める。
異径の方は、40mmでキッチリなので、そのまま塩ビ用接着剤で、はめ込む。
25mmチーズが異径の穴に少し被るのがミソ。 これで位置決めもはっきりするし、上から力を加えても下に落ちない。 これで完成。 完璧。
井戸枠の蓋の完成。
2012年10月25日(木月) 晴れ 【ポンプ入荷】
この間、注文したポンプが入ってきた。 大きいので、無理に畑に届けさせる。 普通の住所じゃないので、迷っていた。
一回り大きなポンプにしたが、後で考えると、バランスが悪かった。
寺田ポンプ 浅井戸用ポンプ THP-250(60Hz)
取扱液:液質=清水、液温=0~40度(凍結のないこと) 構造:羽根車=カスケード、軸封=メカニカルシール、軸受=玉軸受 電動機:種類=コンデンサ誘導電動機、電源=単相100V、出力=150W、周波数=60Hz、消費電力=500W ポンプ部:吸上高さ=8m、押上高さ=8m、揚水量(全揚程12mの時)1=30L/min 配管:吸込管=25mm(3/4B)、吐出管=25mm(3/4B) 付属品:抵抗スプリング1個、ストレーナ1個 用途:家庭用、業務用、ご家庭の上水道用、ご家庭の散水・洗車用
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