公開鍵方式の暗号化

• 暗号化の鍵は「公開鍵」と「秘密鍵」のペアから成り立ちます。
  
  
• 公開鍵は名前の通り、全ての人に公開しても良いものです。
  
  
• しかし反面、本人であることの認証が必要になります。
  
  
• 公開されている、「公開鍵」で暗号化します。
  
  
• 必要に応じて、本人証明と文書の内容証明のために「電子署名」を付加します。
  
  
• 暗号化された文書を受け取った方は、公開した「公開鍵」に対応した秘密鍵で平文に直します。
  
  
• なぜこう言うことが出来るのか、一見不思議ですが、大きな数字の素因数の乗算に比べて分解が極めて大きな計算時間がかかると言うことを利用しているのです。
  
  

• ＤＥＳと言うのはアメリカ政府によって承認された、「秘密鍵方式」の暗号化方式です。
  
  
• いかに素因数の乗算に計算時間がかからないと言ってもやはり、コンピュータパワーは相当に必要です。 これが1983年に開発されてもすぐには実用化されなかった理由の一つでもあります。
  
  
• また、「秘密鍵」方式の暗号化方式では一つの鍵の秘密が全てですので、その管理が問題となります。
  
  
• 計算の容易な秘密鍵方式で暗号化した後、その秘密鍵を「公開鍵」方式で暗号化して、同時に本人認証書などを全て1セットで送るのが「デジタル封筒」です。