6.真の個の時代へ
オムロンは今から30年以上も前に未来予測をしました。 情報化社会の次は最適化社会で、ちょうど現在その入り口にいるのです。 人間と機械の最適な調和が図られようとしているわけです。 さらにその次は自律社会です。 具体的なイメージはまだ明確ではありませんが、個人がますます重要になるのは間違いの無いところでしょう。 インターネットがこれほど注目を浴び、急速に発展しているのは、未来に対する暗黙の予感があるからでしょう。
インターネットでもイントラネットでも個人ホームページが盛んに作られています。 少し前なら、自分の本を出版することもままならず、ましてや世界に情報を個人で発信できると言うような事は夢物語でしかありませんでした。 しかし、現実に今それが実現してます。 印刷技術の発明で世の中は大きく変わりました。 これからはインターネットやイントラネットで大きく変わっていくことでしょう。 石油の利用で動物としての人間のエネルギー的なサイズは大きくなって象の大きさに匹敵するそうです。 来る21世紀はインターネット/イントラネットによって情報的な人間のサイズが大きく飛躍する事でしょう。 ■