Sasuga

「製品」でなく「商品」 -- 使う側の視点に立った開発。 ポリシーが新時代を生き抜く技術経営の柱となる。


増田氏が社内のパイオニアとなって実績を重ねてきたIT(インフォーメーション・テクノロジー)分野は、21世紀に向けて発展を続けるテクノロジーの花形となった。 増田 溝(ますだ・きよし)
オムロン株式会社技術本部IIT研究所長・主席技師。
1947年大叛府生まれ。72年に大阪府立大学大学院(電子工掌専攻)修了後、立石電機株式会社(現オムロン株式会社)に入社。制御部門でミニコンなどを手がけた後、86年中央研究所で課長職になり、ワークステーション開発に取り粗む。92年に参与職。96年から現職。現在ば京部(京部研究所)、東京(町田研究所)、アメリカ(シリコンバレー、ボストンなど)を毎月行き来する。




商品寿命の長い制御機器のメーカーで、あえてコンビユータに挑戦。 商品の事業環境を十分に見極め、スピード開発で市場をつかむ。


「やりたいことがない」若手に歯がゆさ。 新しい挑戦が企業文化を変える。


技術で組織をマネジメントし、2万人の社員を動かす。 これも新たな挑戦です。


アジアを代表して国際化を提言することが、日本が果たすべき技術貢献ではないか。



富士ゼロックス株式会社 SASUGA No.36 August 1996 より転載



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