「今月のひとこと」の目次 毎月一回はその時々のトピックスをお送りしています。 2018年 9月 2日 8月 1日 7月 2日 2018年 6月 4日 5月 3日 4月 4日 3月 1日 2月 1日 1月元旦 2017年後半 2017年前半 2016年後半 2016年前半
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2018年9月2日
9月に入って台風の影響か、やっと少し涼しくなりましたが、これでも例年並みになって涼しいと感じるほどです。 野菜は高騰しましたが、電力不足は無かったようです。 何しろ暑いので、暑い方が農業には適していると、以前に誰かが言いましたが、品種の問題もあるのでしょうが生育は悪いです。 トマトなどは実が付かなくなり、変形したトマトでも直売所では売れて行くと言う状況です。 暑さに強いと言われているオクラですら、今年の収量はかなり少なかったようです。

電力はサスガに太陽光発電が功を奏しているようで、夏場の晴天が続くと、特に暑い日でエアコンが必須のタイミングでは、発電量が増えるので整合的なのだと思います。 しかし発電セルは高温には弱いので、高温になると発電効率が落ちるようですが、それでも発電量は増えているようです。 更にはエアコンの動作効率の向上も奏功していると思います。

株価はトルコのリラショックで急落しましたが、最近は少し持ち直したようです。 アメリカはトランプ減税が効いているのか、依然として絶好調で、これに大いに助けられていると思います。 長期間の金融緩和にも関わらず、日本は依然として物価は上がらず、潜在成長率も一向に伸びません。 このまま消費税をアップして、オリンピックが終われば、どうなるのか心配になってきます。 オリンピックまでには何とかなっているだろうと、みんな思っていたので、これが裏切られるとトンデモ無いことになりそうです。

こんな中で高校野球の決勝戦中継には思わず見入ってしまいました。 実際は作業をしながらTVの音声だけを聞いていたのですが、予想通り連投に次ぐ連投の投手が崩れてしまって、注目の金足農業が敗れてしまいました。 地元とは言え大阪桐蔭が買ったのはご同慶の至りですが、ある意味で勝って当たり前と言う事で、注目度は少し低かった、と言うより金足農業の注目度の方が高かったのでしょう。 有名になった反り返って歌う校歌ですが、何を歌っているのか、聞いていても良く分からなかったので、調べてみたら、これがスゴイ校歌だと言う事が分かりました。 1番だけで1分半もあり、2番以降の歌詞は不明でした。

 <金足農業高校 校歌>
 可美(うま)しき郷 我が金足
  霜しろく 土こそ凍れ
  見よ草の芽に 日のめぐみ
  農はこれ たぐひなき愛
  日輪の たぐひなき愛
  おおげにや この愛
  いざやいざ 共に承けて
  やがて来む 文化の黎明
  この道に われら拓かむ
  われら われら われら拓かむ

良くある校歌とは全く違います。 作詞は国文学者・近藤忠義氏。 作詞当時は東京音楽学校(現・東京芸大)の講師でしたが、思想問題で解任。その後、法政大の教授を務めましたが、治安維持法で検挙され、敗戦の時を獄中でむかえました。 戦後まもなく日本共産党に入党。国文学界の重鎮として、戦前は日本文学研究に新しい学風を開き、戦後は日本文学協会の創設に参加するなど民主的で科学的な文学研究の確立に尽くしたと評されたそうです。 日体大の校歌も作詞したそうです。 旧制の中学・高校の校歌を多数作詞しています。 東北の学校が多いですが、関西で珍しいところでは、尼崎市歌も同氏の作詞になります。

作曲はもっとすごい。 「 故郷」「春が来た」「春の小川」「朧月夜」「紅葉(もみじ)」「日の丸の旗」などで知られる岡野貞一氏。もっとも岡野氏は校歌は沢山作曲していて、関西なら大阪府立北野高等学校校歌(作詞:土井晩翠)も同氏の作曲になるそうです。 ちなみに土井晩翠は「荒城の月」の作詞者としても知られています。

最近のITの話題ではIoT用の通信プランがやっと出てきました。 以前にどこだか忘れましたが、100円/月のものが出たようですが、詳細は不明です。 今回のものはIIJからのもので、月100MBの通信量で年2400円のIoT用個人向けプラン、8月30日より提供開始。 これとAmazonのAWSを組み合わせると、リーゾナブルなコストのシステムを構築出来ます。 ほかにも上り高速プランでは。月に3GBの通信容量で680円、6GBで1200円、12GBで2180円となって、格安SIMよりも一層安く利用できるようです。

今月の読み物「大坂堂島米市場 江戸幕府vs市場経済」 講談社現代新書 2018/7/19 高槻 泰郎 著
Kindle版 ¥918 新書¥972

最初に買った時は、どうせあまり面白くないだろうと思っていましたが、読み始めると、これが面白い。 一気に読んでしまいました。 当時の大坂商人のバイタリティと発想の豊かさをひしひしと感じます。

新田開発などで米の生産性が上がり、江戸時代初期から米価は下がり続け、米本位制を採っていた徳川幕府の経済的なアキレス腱だったわけです。 この米価を維持しようと努力するのは、日銀の物価上昇政策とも類似し、白川元総裁が絶賛するのも無理はないかと思いました。

堂島の米相場の話は、少し知っているはずで、てっきり米価格をヘッジする商品先物だと思っていましたが、実際は米価指数先物取引で、最後まで現物とは関係ないのです。 米の取引は米切手と言う証券として取引していたのですが、この取引とも指数としてはリンクしていますが、単なる指数リンクで、実際の米価と大幅に乖離することもあったようです。

当然に幕府は、単なるマネーゲームだと理解して、押さえにかかりますが、米価をあげたい幕府の思惑と絡んでスタートしたのでしょう。 この辺は現在の日銀の物価政策と似たような点があると思います。


この100年近く後に始まったシカゴ穀物取引所の商品先物とは違って、今の言葉で言えば、本当の意味での先物取引、デリバティブ取引だったのです。 どう言う動機で、このような先物取引を始めたのかは良く分かりませんが、いずれにしても、現在でも通用する先物市場です。

もっと驚くのは、市場は今とほとんど変わらない前場と後場があって、更には夜間市場もあったようです。 この取引は、今ではコンピュータでやりますが、当時の一日の取引は数百と言われていますが、この処理をソロバンと筆書きでやってしまうのです。 詳細は長くなりますが、今で言うストップ高やストップ安に相当するルールもあって、何の手本となるシステムも無い時代に、独自でシステムを作り上げ、それを破綻無く運用していたとは、驚愕のひとことです。

内容紹介
海外の研究者が「世界初の先物取引市場」と評価する江戸時代、大坂堂島の米市場。米を証券化した「米切手」が、現在の証券市場と同じように、「米切手」の先物取引という、まったくヴァーチャルな売り買いとして、まさに生き馬の目を抜くかのごとき大坂商人たちの手で行われていた。このしばしば暴走を繰り返すマーケットに江戸幕府はいかに対処したのか? 大坂堂島を舞台にした江戸時代の「資本主義」の実体を始めて本格的に活写。








2018年8月1日
それにしても暑い。 サスガに早朝の5時頃は少しマシになったが、先週までは早朝でもムッとしていました。 温暖化もさることなら、それ以前に気候変動が大きくなって北感じがあります。 大雨による土砂災害も以前にもあったので、最近急に増えたというわけでもないのでしょうが、立て続けにいろんな自然災害が起きているような気がします。

特に都市部の温度上昇は大きく、子供の頃は池の水がしょっちゅう凍って居た記憶がありますが、最近では凍ることも珍しくなりました。 これだけ人口が密集して、さらにエネルギー消費が大きければ、炭酸ガスに寄らずとも、その地域の温度も上昇するでしょう。

わずか150年ぐらい前の幕末でも、京都油小路の伊東甲子太郎暗殺では、遺骸は凍っていたと言う記録があって、当時の京都は結構寒かったと言う事です。 逆に夏の京都は暑くて、これにフェーン現象とか言うのが加わると、40℃を平気で超えることになりそうで、想像するだけで汗が出てきます。

温度計の温度つまり乾球温度もさることながら、水を含んだガーゼで包まれた湿球の温度の方が問題であると、最近の新聞で見て、最近は老眼なので、湿球の湿が読めなくて、何を書いているのか? とさらに眺めました。

乾球の温度と湿球の温度差で相対湿度を計算することが出来ます。 湿球温度が下がれば下がるほど相対湿度は低いことになり、同じ気温でも汗が蒸発しやすくなり、体感温度は下がります。

湿球温度が体温を超えるかどうかと言う点が一番重要で、湿球温度が36℃を超えると、いくら汗をかいても蒸発せず、体温を下げる方法が無いと言う事になり、エアコンを使うしか生き延びる事は出来ないと言う事になります。 気温が40℃でも50℃でも湿球温度が36℃を超えない限り、暑いですが、体温は維持できます。

このまま温度上昇が続くと湿気の多い東南アジア、特に日本では湿球温度が36℃を超える日は間近に迫っています。 もし超えたら、熱中症の死者数は跳ね上がり、土砂災害などの自然災害の死者数を大幅に超えることになりそうで、最近言われているように、高気温も自然災害とみるべきと言うことでしょう。

インフレ率がなかなか上昇しない中で日銀もやっと長期金利を上げる方向に向かいました。 このままオリンピックを迎えると、オリンピック終了後はさらにインフレ率が下がり、またもやデフレに突入することにもなりかねません。 要するに賃金が上がらないのが原因ですが、1990年代の初頭にアメリカに居た時も、非常に好調な企業が突然レイオフをしたり、賃金がなかなか上がらないことがあり、疑問に思っていました。 この傾向がずっと続いているのだと感じます。

当時の印象ではアメリカはベンチャーが多いので、スタートアップの会社の賃金は当然に低く、さらに安い中国製品が流れ込んでいたので、それらが影響しているのはないかと思ったものでした。 日本のバブル崩壊後は、好調なアメリカと言えども、この様な傾向は内在していたし、現在も内在しているのではないかと思います。 日本はそれが顕在化してしまっているだけだと思います。 かと言って、これと言う解決策は無いのですが。

今月の読み物は、「日本核武装(上下)」 幻冬舎文庫 高嶋 哲夫 著
上下とも Kindle版 ¥600 文庫版 ¥648

小説なので、どこまで現実感がでるのかと、斜に構えて読み始めました。 解説で小川さんが書いているように、現実問題としては核武装は出来ないのですが、実際はどうかと言うシミュレーションになっていると思います。

核弾頭一つがあっても核保有国とは言えないと思いますが、それ以外はよく考えられたストーリーで、映画化を想定したような、シナリオみたいな情景描写になっていますので、非常に読みやすい。

また、核爆弾の開発計画書の存在がキーになっていますが、誰かが書いて、全くの独創で一人では出来ないし、そんな計画書一つが問題になることは無いと思います。 単なる話の作り方の問題でしょう。

日本の中小零細企業の技術が、核爆弾の製造の基礎になっていると言うストーリーも、おそらく取材した結果だと思いますが、確かに1つや2つの爆弾を作るのなら、こう言う中小零細企業も役に立つと思います。 現実にジェット機の部品も作っています。

核武装とは直接関係ないですが、尖閣諸島を巡る中国軍とのやりとりは、こう言う状況もあるかも知れないと思わせるものでした。

最近とみに保有するプルトニュウムを削減しろと言う要求が特にアメリカから来ていて、ひょっとすると核を手放さない北朝鮮や、ヘタすると核武装した朝鮮半島統一国家が出来上がると、日本も何をしだすか分からないと言う心配があるのでしょう。

核技術を保有して置くと言う下心があったと思いますが、非核保有国の中で日本だけが原発の核燃料の再処理が出来、その結果プルトニュウムを抽出して保有できる。 これの使い道が高速増殖炉のもんじゅだったのですが、ナトリウム漏れ事故が原因で廃炉になってしまいました。 その後はフランスと共同開発をすることになりましたが、これもフランスがやる気が無くて頓挫しそうで、プルトニュウムの行き場が無くなっています。 この原発由来のプルトニュウムでまともな核爆弾が出来るわけでも無く、北朝鮮ならともかく日本が出来損ないの核爆弾を作っても政治な意味はないでしょう。

いずれにしても、アメリカに届くICBMは技術的な問題もあり、これは諦めるか、中断するとは思いますが、北朝鮮は世界が認めるかどうかは別にして、少なくとも潜在的な核保有国として存在し続けるでしょう。

完全な防衛装備であるイージスアショアですら、地元の反対、予算の問題、ロシアのクレームなどで波紋を広げている状況で、核武装なんかは夢のまた夢に終わりそうです。 現実に保有するのでは無くても、いつでも保有できると言う状況は作っておかないといけないと思います。

【内容紹介】
国内で日本の核武装に向けた計画書が見つかった。官邸から秘密裏に全容解明するよう指示を受けた防衛省の真名瀬は、まさかの事実を?む。核爆弾製造に元自衛隊幹部や大手企業が関わり、完成が近いのだ。そんな中、日本上空を北朝鮮の弾道ミサイルが通過、尖閣では海上自衛隊と中国軍の小競り合いが起き、日本の自衛官一人が亡くなってしまう。






2018年7月2日
とうとう暑い夏がやってきました。 今年は空梅雨と思っていたら、早いところでは6月中にも梅雨明けでした。 先日の大阪北部地震は、思ったより大騒ぎになってしまいました。 当日のその時間は、軽四で走っていて、地震警報が出たので、少しゆっくりと、揺れが来るのかと構えていましたが、何も無く、そのまま町の中に入ると、みんなが外に出ていて、通学中の生徒も固まって集まっていました。 結構揺れたようですが、車で走っていると分からなかったです。 阪神大震災の時も、この家の石灯籠などは全く倒れていなかったので、揺れはそんなにきつくなかったのかと思います。

どうも淀川を挟んで北と南では岩盤が違うようで、揺れは伝わらないようです。 後は上町台地の断層と、生駒山系の断層があるのですが、近い生駒の方は発生頻度から言うと問題無さそうです。 そもそも、奈良の方からだらだらと高くなってきて、大阪側で急に斜度が大きいのは、これが断層であって、ここから地震が発生すると、山際(この辺りではヤマネキと言う)の建物はひとたまりも無いでしょう。

伏見城が倒壊した慶長伏見地震は、今回の地震と似たような所ですが、こちらの大阪南部の被害はそれほど大きくは無かったようです。 少なくともその時は存在した秀吉の大阪城はたいした被害は無かったようです。 ちなみに、この地震を契機に年号が文禄から慶長に改元されたそうです。

地震による改元で思い出すのは、安政南海地震です。 こちらでもお寺が全壊したとかの話はありますが、若江の付近を中心に半径約4kmで家屋倒壊があったとのことで、この辺りは旧河内湖のあとで、地盤が緩いせいか地震が強く伝わったようです。 実際の地震は嘉永年間に起きたのですが、この地震や黒船来航、内裏炎上などがあり、安政と改元され、年号上は安政年間であるので、この名前が付いたとのことです。 しかし改元にも関わらず、その後も大きな余震が続いたとのこと。

ITの話題は量子コンピュータです。 方式はだいたい2つに分かれていて、汎用のものと、特定の計算だけ出来るものの2つで、新聞記事などですぐにも実用化できるような紹介もあり、ベンチャーが作ったモノモノしい、映画に出てくるようなコンピュータも紹介されていますが、これは後者の特定のアプリを処理できるもの。 そもそもコンピュータの物々しいのは冷却装置であって、コンピュータそのものでは無いのです。

コンピュータとしては当然に汎用的で無いと意味がないのですが、その実現が行き詰まっています。 何しろ捕まえ所が無く、確率で動くような量子を相手にしているので、揺らぎによるエラーが頻発します。 この2つが別々に報道されるので、どうなっているの? と疑問になります。

本命の汎用量子コンピュータで、エラーを抑えようと、謝り訂正符号を入れると、こんどは計算するビット長が長くなりすぎて、いまでもたいした数のビットは作れないのに、これ以上は無理となっています。 そこで、光を用いた誤りに強い方式が提案されました。 これが成功するのかどうかは分かりませんが、いずれは解決されて、量子コンピュータが完成するでしょう。 その暁には、暗号を解くのが非常に得意な量子コンピュータによって、現在の暗号方式は無効になってしまうので、また新たな方式に変更しないといけなくなります。 また役所に行ってマイナンバーをカードを作り替えないといけなくなります。

今月の読み物は、大阪北部地震にちなんで、「天災から日本史を読みなおす 先人に学ぶ防災」 (中公新書) 磯田道史 著

紙の本の価格: ¥ 821
Kindle 価格: ¥ 760

豊臣政権を揺るがした二度の大地震、一七〇七年の宝永地震が招いた富士山噴火、佐賀藩を「軍事大国」に変えた台風、森繁久彌が遭遇した大津波―。史料に残された「災い」の記録をひもとくと、「もう一つの日本史」が見えてくる。富士山の火山灰はどれほど降るのか、土砂崩れを知らせる「臭い」、そして津波から助かるための鉄則とは。東日本大震災後に津波常襲地に移住した著者が伝える、災害から命を守る先人の知恵。





2018年6月4日
この春は、いろんな事が重なって、ずっと忙しかったですね。 現役の頃は意地でも忙しいと言う言葉は禁句にして、挨拶代わりにお忙しいでしょうね? と言われると、「イヤ、ヒマです。」と答えることにしていましたが、最近は自分で忙しいですと言うようになりました。 恐らく体の反応力が落ちているので、何をするにも時間がかかり、おまけにどんな些細なことも自分で動かないと前に進まないので、どうしても時間がかかるのでは無いかと思っています。 ずっと前に、子供は2倍の時間を過ごしていると言う話を聞いたことがありますが、夏休みはイヤになるほど短かったですね。 年寄りは半分の時間しか過ごしていないので、もっと長く感じても良いのではないかと思っています。

北朝鮮にからむドタバタ劇が少し収束しつつあります。 中間選挙があるアメリカ大統領には会談中止の選択はなかったはずで、経済制裁が効いている北朝鮮にも、中止の選択は無く、大統領の手紙に翻弄されただけではないでしょうか。

やっと最近トランプも認めてきましたが、会談をしても顔合わせだけで、これで制裁が少しでも緩んだら北朝鮮の思うつぼです。 ディール好きの大統領のお手並み拝見と言うところですが、北朝鮮もディールが上手で、シンガポール会談がどう言う結果になるのかミモノです。 どちらも成果があったと言う事をアピールするのでしょうが、その出汁に日本が使われたら、たまったものではありません。

アメリカはお金が無いから支援する気が無い、韓国や日本が支援するだろうと、言う発言もあり、戦時賠償は行わないといけないのですが、人の懐を他人に言われたくないと思います。 我が首相にも、この辺をバチッと釘を刺してほしいものです。

最悪シナリオは、アメリカに届くICBMの開発は中止、日本に届くミサイルと核は保有する、日本は経済支援を行うと言うもの。 拉致被害者問題は、2の次にされてしまう可能性は高いです。 トランプから、余り固いことを言うな、と言われて、バチッとNOと言えるかが安倍政権の命運を握っています。 国内問題ではガタガタですが、得意の外交でもほころびが目立って、ウリにしていたトランプ関係でもスッキリしていないです。 トランプとの会談で、どこまで強く言っているのか、だんだん怪しくなってきました。

何とか安価に監視カメラを使えないかと、いろいろ知恵を絞ったところ、LTEを使ったルーターがあり、これと格安SIMの組み合わせて、月額1,000円程度で遠隔監視が出来ることが分かりました。 格安SIMは月当たりの通信容量の上限があるのですが、常に見ているわけでも無く、間欠的な使用なので、そんなに通信料は無いし、もし上限に達しても200kbpsに制限されるSIMなので問題ないかと思っています。

同じ無線でもWimaxなどは、月額で3,000円以上になります。 もっともLTEでも通信量が多くなると、3,000円近くになってしまいます。 あくまで一時使用だと思います。

ルーターはPocket WiFi LTE GL04Pをヤフオクで、これも格安で入手しまし、いろいろテスト。 分かったことは、通常のルーター機能は全てあって、問題のポート変換も問題なしで、WAN側からのアクセスはOKでした。 ここでハタと思い出して、ダイナミックDNSが使えないことが分かりました。 最初はIPアドレスを変更の度に直に入れることを想定していましたが、IPアドレスが意外にしょっちゅう変化することが分かり、固定IPもSIMでは選択できますが、これにまた月額1,000円程度かかってしまうので、当初の目的の格安と言うのに反してしまいます。

ルーターにはダイナミックDNSのサポート機能はなかったのですが、サスガにカメラの方に付いていて、しかしカメラはIPアドレスの変更は認識できませんので、15分単位の更新とし、何とか対応できることになりました。

ダイナミックDNSのは、動的にIPアドレスとWebアドレスをDNSに設定してくれる機能で、サスガにドメイン名はいくつかの中からの選択になりますが、それ以降の名称は勝手に決めることが出来ます。 以前はこのDDNSは無料が多かったのですが、サスガに維持するのも大変みたいで、最近はほとんど有料になりました。 私が使っているのは、元々無料でしたが、有料化で2年、99ドル。 それなりの金額になりますが、毎月500円程度なので、許容できる範囲では無いかと思います。 これでドメインは30個まで管理できます。

問題の通信容量ですが、まだ時間が経っていないので、良く分かりませんが、思ったよりは少ないみたいです。 使用しているカメラは、今や名機となったコレガのCG-WLNCPTGLです。 一時は、ヤフオクの値段も下がってもう寿命かと思われましたが、最近はまた値段が上がって1万円もする場合があります。 いずれにしても良く出来ていて必要な機能は全てあるし、首振りも出来るし、故障もほとんど無い名機です。

今月の読み物は、「考証 福島原子力事故 炉心溶融・水素爆発はどう起こったか」 単行本 2014/3/28 石川迪夫 (著)

あれだけの大事件で、マスコミも大騒ぎしたのに、その後のフォローがほとんど無いので、本書は待ちわびていました。 しかし良く見ると4年前には初版が出されており、その時に読めば良かったと後悔しています。

本書は、難解と言う評判で、覚悟して読み始めましたが、最初の部分のスリーマイル島事故の部分では、特に繰り返しが多くて、分かりやすくしようと言う意図は分かりますが、煩雑に感じました。 いずれにしても、反復が多いので、分かりやすいです。 いろいろ批判はあるようですが、これで福島第一原発の事故の全容がほぼ解明されたのだと感じました。 当時テレビニュースで見ていた事柄との整合性もそれなりにあり、説得性があると思います。

特に水素爆発に至る水素の発生原因と水素の漏洩経路に関しては、刮目すべき解釈がありました。 それまで疑問に思っていたことが、矛盾無く説明されています。

私自身は元々原発は批判的に見ていましたが、この事故以来は原発推進派になりました。 さらに沸騰水型炉は原潜の原子炉の転用で、欠陥炉だと思っていましたが、本書を読むと、それなりの設計がなされており、安全性が確保されている炉だと認識しました。

反戦派もしくは一部の戦前派が言うような戦争前の戦争を計画した人々は完全なバカだと言う太平洋戦争と同じで、原発も当時としては最高の頭脳と最大の努力で作られたと思います。 今の基準で批判するのは、後出しじゃんけんも良いところで、この辺は冷静に見ないといけないと思います。

明治維新、太平洋戦争などの大きな変革時期には、その前の権威である江戸幕府や日本帝国政府などは必要以上に過小評価される傾向にあります。 同じ事が原発事故の前後でも起きていることに気が付いて愕然としました。

そんなに昔でも無い時期の事柄もこの様な評価になることを、本書を読んで理解できたことは大きいと思います。 目をしっかりと開いて、事件後バイアスに惑わされずに、本当の姿を理解することが、現在の世の中を正しい方向に進める原動力になると信じています。








2018年5月3日
い〜らかぁのなみとくもぉのなみ〜で始まる鯉のぼりの季節で、思わずこの歌詞が頭に浮かびます。 1番は皆知っていると思いますが、2番3番はほとんど知られていないのではないでしょうか。 良く読むと、結構格調の高い歌詞です。


歌詞:こいのぼり 作詞:不詳/作曲:弘田龍太郎

甍(いらか)の波と 雲の波
重なる波の 中空(なかぞら)を
橘(たちばな)かおる 朝風に
高く泳ぐや 鯉のぼり

開ける広き 其の口に
舟をも呑(の)まん 様見えて
ゆたかに振(ふる)う 尾鰭(おひれ)には
物に動ぜぬ姿あり

百瀬(ももせ)の滝を 登りなば
忽(たちま)ち竜に なりぬべき
わが身に似よや 男子(おのこご)と
空に躍るや 鯉のぼり

もう一つの『こいのぼり』は童謡、唱歌。 作詞は近藤宮子、作曲は不明。
1番は皆よくご存じの歌詞ですが、鯉のぼりの成り立ちと時代に寄るのでしょうが、お父さんと子供たちだけで、お母さんが登場しません。
自宅の7mの鯉のぼり (リンクはありません)

真鯉はお父さん、緋鯉はお母さん、青と緑は子供たちで、江戸時代は、嫡男(長男)の真鯉1匹だけだったそうですが、その後追加された緋鯉は子供たちだったんです。 しかし現代では、誰でも私ですら、真鯉はお父さんで緋鯉はお母さんで、その下の青と緑は子供で子供が3人以上居たらどうするのか? と心配していましたが、一匹で子供たちだったんですね。 ちなみに色はオリンピックの色なので青と緑になったらしい。 以前は子供の数も多くて、それ毎に鯉を追加したら大変だったのではないでしょうか? 少子化で、子供のそれぞれの鯉が生まれたのでしょう。

1番
やねより たかい こいのぼり
おおきい まごいは おとうさん
ちいさい ひごいは こどもたち
おもしろそうに およいでる

2番
みどりの かぜに さそわれて
ひらひらはためくふきながし
くるくる まわるかざぐるま
おもしろそうに およいでる

比較的新しく付け加えられた3番。
5がつの かぜに こいのぼり
めだまを ピカピカ ひからせて
おびれを くるくる おどらせて
あかるい そらを およいでる

現代では、お母さんが登場しないのは、差別だと言われそうなので、お母さんが登場する2番の歌詞もありますが、こちらはお母さんと子供たち。

やねより たかい こいのぼり
おおきい ひごいは おかあさん
ちいさい まごいは こどもたち
おもしろそうに およいでる

子供が生まれたときに買ったが、行方が分からなくなっていた鯉のぼりをやっと見つけて、上げてみましたが、10mはないものの吹き流しのところで7mもあって、このサイズはサスガに迫力があります。 この大きい鯉のぼりのハンドリングに苦労したことを思い出して、今回は小さめの3mにしましたが、元のを5mと思っていたので、サスガに小さい。 一番大きな真鯉でも、以前に買った7mものの一番小さい鯉より2周りも小さいです。 けど、これくらいの方がハンドリングがラクです。

鯉のぼりやモリカケ気を取られている間に、朝鮮半島はあれよあれよという間に状況が大変化。 本来は、安倍首相が先に北朝鮮に行ってこの流れを先制しないといけなかったのでしょうが、妙なところで足を引っ張られてしまって、今では逆に追い込まれているのが日本と言う見方が多くなりました。 6カ国協議のうち、今回の話に入れていないのはロシアと日本。 日本はアメリカ経由と言うこともあるでしょうが、アメリカはトランプのアメリカファーストですから、置いて行かれる可能性は大です。 未完にも関わらずICBMだけは廃棄、核廃棄は目標になり、日本に届く中距離ミサイルは保有し、拉致被害者もうやむや、その上に戦後賠償として経済支援だけ押しつけられると言うシナリオが最悪で、しかもあり得る話です。

これらのうち拉致被害者の件は、何らかのカタチで玉虫色でも決着するとしても、他の部分はドウしようも無いです。 経済支援を拒否しても、戦後賠償を持ち出されると無碍には断れないでしょう。 最悪は北朝鮮、韓国、中国が一体となって、各種の補償を要求してくると、非常に苦しいことになります。

今回の6月初めとされている米朝会談の結果で、いずれにしても安倍政権の命運は決まるでしょう。 官僚機構が制度疲労を起こしているので、いろいろな問題が出てくる。 それの総責任者である総理大臣の責任は大きいと思います。 モリカケそのものはたいした問題ではないですが、防衛省を含めた役所の文書管理が余りにも杜撰。

一番機密保持が要求される自衛隊の日報が、後からどこから出てくるのは全くおかしいし、実質軍隊である自衛隊の機密文書が、そこらの役所の文書と同じ扱いであると言うのもおかしい。 根本的には、自衛隊を軍隊ではない、単なる行政組織であるとする、護憲派の意見が強すぎるのでこうなったのでしょう。 いずれにしても、文書管理をしっかりしないといけないです。 保存するものは保存する。 破棄するものはキチンと破棄する。 これが出来ていないので、探すとボロボロ出てくるのです。

ちょっと目を離しているとIoTが草の根でドンドン進んでいます。 スマートスピーカーが大流行ですが、これで何かを制御しようとすると、結構大変です。 単に電源を入れたり切ったりする機器は、その端末が1000ー2000円で売られているので、それを使うと良いのですが、最近の家電は、ほとんどがリモコン操作になっているので、電源を入り切りしてもダメで、リモコンをエミュレートする必要があります。
現在はスマートスピーカーにはこの機能は入っていなくて、別のメーカーの機器との連携で動作するようですが、一般の人にとっては敷居が高いと思います。 いずれはリモコン機能は、機能が簡単なので、スマートスピーカーに内蔵されることになると思います。

これらの機器の本場は中国で日本製はほとんどありません。 Amazonのクラウドサービスを使ったものが多く、中国で開発されたものを日本に持ち込んだのが一部あるくらいです。 しかし値段が一気に高くなります。 最近は中国版のAmazon見たいなものがあって、GearBestがその代表だと思いますが、ここで買うと2000円ぐらいのものが、日本で買うと6000円以上になります。 しかも中国で買ったものは、日本のスマホでは動かず、スマホを英文に直すと使えるようになっています。

一番ビックリしたのは無線式の温度計。 温室の温度管理に、10年以上前に開発した試作品をテスト代わりに使っていましたが、今回のものは、温度センサーも無線になっていて、中心となるWifiハブが必要ですが、その後はZigbeeで繋がって、ボタン電池で動作します。 中国製品の特徴で、仕様がほとんど明示されない、説明書も中国語だけしか無くて、何とか漢字を拾って解読するのですが、限界があります。 ボタン電池の寿命も現時点では不明です。

距離も意外に遠距離まで届きWifiと似た感じです。 伝送頻度は電池の持ちに影響するのですが、思ったより頻度が多くて、温度変化を捉えて送信するのかも知れません。 いよいよ中国語を勉強して、中国語のマニュアルを読めるようにならないといけなくなるようです。

これを作ったメーカーはスマホで有名な小米科技(Xiaomi、シャオミ)です。 小さいがキチンとデザインもされていて、ピクトもちゃんと表示されています。 Wifiハブからは、何かあると中国語でメッセージが発声されますが、聞き取れません。 自動音声翻訳機が必要です。 ちなみにWifiハブは3000円ほどで、端末の温度センサーは1200円ほど。 非常にリーゾナブルです。 他にも、ものすごい数の端末が用意されていて、どれで何が出来るのか良く分かりませんが、10年前に想定したM2Mの構想はほとんど実現できているようです。 サスガに中国だけあって、空気の汚染度を計測する端末が結構目に付きます。

送料はどうなっているか以前から不明ですが、小さなものは通常郵便で無料。 少し大きなもので500円ほどかかりましたが、送ってきたものを見ると中国の佐川急便が扱っていました。 アメリカのAmazonだと何千円もかかります。 それでも通関や運賃を考えると、中国の方はどうなっているか、非常に不思議です。

いずれにしても、日本が中国に負けつつあることは、これを見ても良く分かります。

今月の読み物は、「十一面観音巡礼」 単行本 2010/9/1 白洲 正子 著 ¥3,240
初版は50年も前で、これは再版ですが、長い間読まれている理由が良く分かりました。 それにしても良く見に行ったものです。 現在では有名になってしまいましたが、初版当時はだれも見向きもしなかったことであろうと思います。 国宝になっているのは別にして、これが? と言うのも中にはあって、それぞれの期待と拝観後の感想の落差があるかどうか。 それにしても正子は、良く見てますね。自分で発見したと思っても、良く本を読み直してみると既に書いてあったりします。 車が好きで日曜大工や農作業もこなした白洲次郎は尊敬する人ですので、その奥さんにも親近感があります。

内容(「BOOK」データベースより)
大和、近江、京都、若狭、美濃、信州の山里へ十一面観音を訪ね、美の魅力に迫る巡礼の旅。初版から35年、カラー写真と地図を増補、充実させた決定版の誕生。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
白洲/正子
1910年東京生まれ。幼い頃より能を学ぶ。十四歳で米国留学し、28年帰国、女性として初めて能舞台に立つ。29年白洲次郎(1902~85)と結婚。43年、初の著書『お能』を刊行。以降、古典文学、工芸、骨董、自然などについて随筆を執筆。『能面』『かくれ里』(ともに読売文学賞受賞)など著書多数。1998年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)






2018年4月4日
森友問題で揺れる国会ですが、その間に世界は大きく動いています。 どうなるか分かりませんが、朝鮮半島問題は結局、日本は蚊帳の外で、頭越しにミサイルは飛ぶわ、米朝交渉は始まるわ、中朝も関係が改善しそうで、森友みたいな生産性の無い議論の間に、日本の国益の損失は大きなものがあります。 財務大臣のG20の参加も出来ずに、アメリカに対する関税問題への意見も伝えられませんでした。 ブッシュ(子)の時にイラク戦争をおっぱじめたネオコンのボルトンが国務長官になり、ますます先が読めなくなってきました。

日本の支持率の変化にも関わらず、市場はほどんど気にしていない様子です。 サスガにトランプの関税問題で、大きく揺れましたが、米朝交渉が実現しそうな状況で、リスク回避には向かっていなっていないようです。 しかし貿易戦争の方が市場にとってリスクらしく、何かの発言で相場は大きく変動します。

直接の問題は安倍政権でしょうが、継続すればアベノミクスも継続、財務省の力が弱まるので、消費税アップも延期になるかも知れないし、少なくともどのような政権になっても、財政緊縮政策は取りにくくなりました。

財務省の決裁文書の改ざん問題ですが、やった当人たちは余り深刻に考えていなかったのでは無いでしょうか。 そもそも鑑と称する表紙とその後のいわば添付文書、役所用語では別添と言うのですが、これの2本立て。 契約書なら割り印を押すのでしょうが、それもなく、いつでも変更できる仕組みになっている用です。 サスガに鑑の紙を変更すると、決裁の取り直しもしくは、印鑑偽造をしないといけないので、これは無いと思いますが、添付文書の変更はたまにはあるのでは無いでしょうか。

特に今回の改ざんと言うか変更は、単に削除しただけなので、財務省は最初は書き換えと言っていたのだと思います。 しかし、中には正反対の方に変更された部分があって、これは改ざんの何者でもないでしょう。 国会の議論などを聞いていると、この2種類がごっちゃに議論されていて、300箇所の改ざんとか言う話ばかりです。 もう少し突っ込んだ議論が、国会で無くても他でも可能だと思います。 いずれにしても、原状の国会は政治ショーのパフォーマンスばかりになっていて、真相究明には至らないでしょう。

50年近く前に買ったオリンパスのOM-1の抜けの良い画像のレンズを忘れられずに、コンデジよりマシかと同じオリンパスのOM-Dのエントリレベルのミラーレスを購入しました。 発売からかなり経っているので、65000円程度と安くなっているのも購入動機です。 しかも本体と広角ズームと標準ズームの2本のレンズが付いていました。

OM-1のレンズも使えるので、アタッチメントも買って繋いでみました。 OM-1は約50年前に買って、最後に使ったのが約30年前で、それからずっと仕舞い込んでいたのを引っ張り出しましたが、まったく劣化していなくて、そのまま使えるように見えました。 当時から気に入っていた200ミリの望遠を使いたいので、繋いで見ましたが、全体に白っぽい感じがします。 レンズが汚れているのかも知れません。 いずれにしても50年前の機器が、そのまま使えるのはたいしたものです。

マイクロプロセッサのセキュリティ問題が騒がれていますが、何とかソフトで対応しようと言うことで、セキュリティパッチが出回り始めました。 これにより大幅な性能低下が有るかも知れないということでした。 しかし最近分かったことは、あるセキュリティパッチを当てると、通常のメモリのセキュリティエリアが丸見えになると言う、頭隠して尻隠さずの状態で、さらに隠せなかったお尻の方が遙かに大きくて、影響がでかいと言うことです。 単なるチョンボだと思いますが、如何に、この問題で関係者が慌てた対応を迫られたのかと言うお話でした。 次から次へとハードレベルと言うかプロセッサ自身のマイクロコードレベルもしくはハード設計思想そのものにも関わるセキュリティ問題が出てきて、最終的にはハードウエアを根本的に修正する必要があると思います。

今月の読み物は、「日米同盟のリアリズム」 文春新書 2017/7/20 小川 和久 著
Kindle版 ¥950 単行本 ¥950
軍事評論家の筆者らしく、実際の事件も実態を詳しく解説。 新聞の何も知らない記者のいい加減な記事や何処まで本当なのか分からないネット記事にうんざりしている方に、この本も本当の所は分かりませんが、少なくとも新聞記事よりはかなりマシだと思います。

内容紹介
中国・北朝鮮は怯えている。 日本人だけが知らない 世界最強の「戦争力」の真実!

北朝鮮は核開発と弾道ミサイルの開発を続け、日本を標的にすると公言してはばからない。中国は海洋進出への野望をむき出しにし、東シナ海と尖閣諸島周辺での示威活動がニュースにならない日はないほどだ。そんな中、アメリカのトランプ大統領は在日米軍の撤退をチラつかせている。はたして私たち日本人は安全でいられるのか?
結論からいえば、日米同盟は中国・北朝鮮に対して、きわめて有効に抑止力として機能している。たとえば中国・北朝鮮の潜水艦は、すべて日米に行動を捕捉され、ニックネームまでつけられている。隠密行動が最大の強みである潜水艦がこの有り様では、日米の手のひらの上で遊ばされているようなものだ。中国・北朝鮮は日米同盟の強力な軍事力に怯えているからこそ、表向きの粗暴さとは裏腹に、実際の行動はおとなしい。
また、日米同盟はアメリカにとって死活的利益である。日本列島は地球の半分(西半球)でのアメリカの軍事力を支える「戦略的根拠地」として機能している。在日米軍基地は、出撃機能、インテリジェンス機能、ロジスティクス機能のどれをとっても米本土なみの戦略拠点であり、日本の基地負担は金額・割合とも世界ダントツである。
もし日米同盟が解消されれば、アメリカは太平洋から中東に至る地域での覇権を喪失する。日本を失ったアメリカの言うことなど、ロシアや中国どころか北朝鮮も聞かなくなり、アメリカは世界のリーダーの座から即刻転落するだろう。そんなアメリカが、日米同盟をみずから手放すわけがない。
本書は、日米同盟という世界最強の軍事力が、いかに中国・北朝鮮を抑え込んでいるかを具体的に解き明かす。
また、中国が日米同盟に仕掛けている現代版「孫子の兵法」ともいえる「三戦」、「A2/AD」の思考も詳しく紹介。著者ならではの最新データも盛りだくさん。
まさに本書1冊で丸わかり。防衛大臣より賢くなれる!

内容(「BOOK」データベースより)
もし日米同盟が解消されれば、米国は世界のリーダーの座から転落する。そして東アジアで挑発を繰り返す中国と北朝鮮は、日米同盟の真の凄みを熟知しているからこそ、最後の一線は越えられない…。日本人だけが無自覚な「世界最強の同盟」の真実を徹底解説!